拘儒(読み)くじゅ

精選版 日本国語大辞典 「拘儒」の意味・読み・例文・類語

く‐じゅ【拘儒】

  1. 〘 名詞 〙 一方にかたよって融通のきかない儒者視野の狭い学者。こうじゅ。
    1. [初出の実例]「竊に思ふに只蘭軒をして能く拘儒(クジュ)たることを免れしめただけが、即ち此学統のせめてもの賚ではなかっただらうか」(出典:伊沢蘭軒(1916‐17)〈森鴎外一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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