拘儒(読み)くじゅ

精選版 日本国語大辞典 「拘儒」の意味・読み・例文・類語

く‐じゅ【拘儒】

  1. 〘 名詞 〙 一方にかたよって融通のきかない儒者視野の狭い学者。こうじゅ。
    1. [初出の実例]「竊に思ふに只蘭軒をして能く拘儒(クジュ)たることを免れしめただけが、即ち此学統のせめてもの賚ではなかっただらうか」(出典:伊沢蘭軒(1916‐17)〈森鴎外一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「拘儒」の読み・字形・画数・意味

【拘儒】こうじゆ

腐儒

字通「拘」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android