拙僧(読み)セッソウ

デジタル大辞泉 「拙僧」の意味・読み・例文・類語

せっ‐そう【拙僧】

[代]一人称人代名詞。僧が自分をへりくだっていう語。愚僧

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「拙僧」の意味・読み・例文・類語

せっ‐そう【拙僧】

  1. 〘 代名詞詞 〙 自称。僧が自分をへりくだっていう語。愚僧。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「拙僧が何れもへ申聞せまする説法は、別の事でもござらぬ不生の断(ことはり)でござる」(出典:盤珪仏智弘済禅師御示聞書(1688‐1704頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「拙僧」の読み・字形・画数・意味

【拙僧】せつそう

愚僧。

字通「拙」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android