拙工(読み)セッコウ

精選版 日本国語大辞典 「拙工」の意味・読み・例文・類語

せっ‐こう【拙工】

  1. 〘 名詞 〙 技術の劣る職人。技のつたない工匠。腕の悪い細工師。また、劣ったできの細工。〔医案類語(1774)〕
    1. [初出の実例]「利刀ありと雖ども拙工の手に在れば其用を為さず」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉三)
    2. [その他の文献]〔孟子‐尽心・上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「拙工」の読み・字形・画数・意味

【拙工】せつこう

下手な職人。〔孟子、尽心上〕大匠は、拙工の爲に繩(じようぼく)(墨なわ)を改廢せず。

字通「拙」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む