指中村(読み)ゆびなかむら

日本歴史地名大系 「指中村」の解説

指中村
ゆびなかむら

[現在地名]金津町指中

さわ村の西にあり、観音かんのん川に沿って加越山地の谷間に位置する。「大乗院寺社雑事記」文明二年(一四七〇)七月一四日条に記す「河口庄郷々内村名」に細呂宜ほそろぎ郷内として「神宮寺」があり、この付近と思われるが詳細は不明。正保郷帳には「柿ケ原中村」とあり、田方八五一石余・畠方二二〇石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android