20世紀日本人名事典 「指田義雄」の解説 指田 義雄サスダ ヨシオ 明治・大正期の実業家,弁護士 衆院議員(立憲政友会);東京米穀商品取引所理事長。 生年慶応3年1月3日(1867年) 没年大正15(1926)年9月23日 出生地武蔵国北埼玉郡下岡村(埼玉県) 学歴〔年〕東京法学院(現・中央大学)〔明治23年〕卒 経歴弁護士となり、明治42年日糖事件の処理にあたり、その手腕を認められて同社常任重役となる。翌43年東京米穀商品取引所改革運動に乗り出し、大正5年同所理事長に就任。次いで大洋火災を創立して社長となり、他に西武鉄道、日本倉庫各社長、東京商業会議所副会頭などを務め、実業界に重きをなした。また明治45年埼玉5区から衆院議員に連続4回当選。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「指田義雄」の解説 指田義雄 さしだ-よしお 1867-1926 明治-大正時代の実業家,政治家。慶応3年1月3日生まれ。弁護士となり,大日本製糖の建て直しをおこない,監査役となる。のち東京米穀商品取引所理事長,北武軽便鉄道(のち秩父鉄道)社長,東京商業会議所会頭などをつとめた。明治45年衆議院議員(当選4回,政友会)。大正15年9月23日死去。60歳。武蔵(むさし)埼玉郡出身。東京法学院(現中央大)卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例