振子式秤(読み)ふりこしきはかり(その他表記)pendulum scale

改訂新版 世界大百科事典 「振子式秤」の意味・わかりやすい解説

振子式秤 (ふりこしきはかり)
pendulum scale

つり合せ機構に振子を用いたはかり総称傾斜てこ式はかりの一種。基本的には,さおにおもりを固定し振子を形成させ,てこの重点につるした物体と振子の復元力とをつり合わせ,てこの傾きから質量を読み取る。レタースケールやデニールばかり(図1)などがあり,目盛は不等間隔。ダイヤル式指示ばかり用のつり合せ機構には特殊なカム(傾きに応じ腕の長さが変わる一種のてこ)と組み合わせ,等間隔目盛にする。図2は振子カム式台ばかりの説明図で,カムに巻きつくテープの下端を長機の力点に連結し,台上の物体を振子でつり合わせ,質量は振子と連動する指針で読み取る。図3は差動振子カムの説明図で,振子と合体した小カムに巻きつくテープの上端を支え,大カムの下端に負荷をかけカムの回転に伴うカム軸の上下動を指針の動きに変え,負荷に対応する質量を読み取る。振子カム式はかりの精度は1/500~1/1000程度。
執筆者:


出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 小林

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む