コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

てこ てこ lever

翻訳|lever

2件 の用語解説(てこの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

てこ
てこ
lever

機械要素の1種。定点を通る軸のまわりに自由に回転する棒で,この定点を支点という。支点に関する力のモーメントの釣合いの関係 flFL から F=(l/L)f 。したがって lL とすれば,小さい力 f から大きい力 F を得て,大きい荷重が動かせる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

てこ
てこ / 梃子

棒を一つの点で支え、その点を中心として自由に回転できるようにしたもの。小さな力を大きな力に変えたり、小さな移動距離を大きな移動距離に変えたりする目的で使われる。大きな石やレールのような重いものを動かす作業に役だつほか、鋏(はさみ)、ペンチ、滑車などの日常の道具によく応用されている。
 てこを支える点を支点、力を加える点を力点、物体に力が作用する点を作用点という。支点から力点までの長さをa、支点から作用点までの長さをbとし、力の大きさをF、物体に働く力をWとすると、a×Fb×Wという関係があるときに、てこがつり合う。したがって、abより大きければ、加えた力Fよりも大きな力Wを物体に加えることができる。支点・力点・作用点の3点の位置関係によって、てこの働きは3種類に分けられる。一つは力点と作用点が支点の両側にある場合で、釘(くぎ)抜き、ペンチなどに応用されている。二つ目は支点と力点がてこの両端にあり、作用点が中間にある場合で、栓抜き、缶切りなどに応用されている。三つ目は支点と作用点が両端にあり、力点が中間にある場合で、物体に加えられる力は力点に加えた力よりも小さくなるが、移動距離が拡大されるので微小な動きを観察しやすくなる。天秤(てんびん)の目盛りを読むための指針やピンセットなどはこのようなてこの働きを応用している。
 てこを使って物体を動かす場合に、物体に加えられる力Wが力Fの2倍ならば、物体を動かす距離は半分になるので、力と移動距離の積で決められる仕事の量は、どちらの量も同じである。[石川光男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

てこの関連キーワード自転長半径横揺れ機素花のまわりでオイラーの運動学的定理オイラーの固定点定理ポアンソーの定理機械要素前まわし

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

てこの関連情報