挺出(読み)ていしゅつ

精選版 日本国語大辞典 「挺出」の意味・読み・例文・類語

てい‐しゅつ【挺出】

〘名〙 ぬきん出ること。他にすぐれて秀でること。傑出。〔文明本節用集(室町中)〕
一年有半(1901)〈中江兆民〉一「極めて常識に富める民也、常識以上に挺出することは到底望む可らざる也」 〔杜甫‐奉贈韋左丞丈詩〕

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普及版 字通 「挺出」の読み・字形・画数・意味

【挺出】ていしゆつ

すぐれる。〔三国志、蜀、呂凱伝〕丞相は、才挺出す。深く未を覩(み)、を受けを託せらる。~衆と忌無く、功をし瑕をる。

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