挺然(読み)テイゼン

デジタル大辞泉 「挺然」の意味・読み・例文・類語

てい‐ぜん【×挺然】

[ト・タル][文][形動タリ]他にぬきんでているさま。
しかも心は―として無窮の天に向う偉大の人物は」〈蘆花自然と人生

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精選版 日本国語大辞典 「挺然」の意味・読み・例文・類語

てい‐ぜん【挺然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 他にかけはなれて高くぬきでるさま。他よりすぐれてぬきんでるさま。
    1. [初出の実例]「夫松之為物、挺然而生」(出典:翰林葫蘆集(1518頃)七・松悦字説)
    2. [その他の文献]〔晉書‐劉毅伝〕

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普及版 字通 「挺然」の読み・字形・画数・意味

【挺然】ていぜん

ひときわぬきんでる。〔南史、柳世隆伝〕幼にして、挺然として自立し、衆と同じからず。

字通「挺」の項目を見る

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