精選版 日本国語大辞典 「捨篝」の意味・読み・例文・類語 すて‐かがり【捨篝】 〘 名詞 〙① 捨て置かれたまま燃えている篝火。[初出の実例]「短夜や波うち際の捨笧(すてかがり)」(出典:俳諧・蕪村句集(1784)夏)② 昔の戦陣で、敵の襲撃をそらすため、陣から離れたところに番人を置かないで焚(た)いておいた篝火。[初出の実例]「脇備を先へくり、後備を脇にくり、すて篝(カガリ)をたき」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品三九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例