掘削泥水(読み)くっさくでいすい(その他表記)drilling mud

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「掘削泥水」の意味・わかりやすい解説

掘削泥水
くっさくでいすい
drilling mud

ビット冷却,掘り屑の排除,坑壁の崩壊防止,ガスや油の噴出防止などの目的で,鑿井を行う場合に,地表坑底との間を循環させる液体。大別して,油をベースにしたものと水をベースにしたものとがあるが,後者のほうが多い。泥水の調整にはベントナイトを主とし,調泥剤として CMC,テルナイト,クロームナイト,重油などが使われ,比重の調整にはバライトが用いられる。ロータリー掘りでは,循環泥水を利用することによって,綱掘りでは不可能であった地層掘削が容易にできるようになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む