かけ‐だし【掛出】
- 〘 名詞 〙
- ① 外の方へ突き出して作ること。また、そのもの。
- [初出の実例]「油断せぬ世の中なれば、三途川の遠干潟に、数千丁の土手を築出し、白波変じて平地となれば、国に懸出しをするがごとし」(出典:談義本・根無草(1763‐69)後)
- ② 両替をするときに、客に渡す金銀の目方を、実際の目方より多めに計ること。また、それによって得る利益。⇔掛込み。〔日葡辞書(1603‐04)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 