採樵(読み)さいしょう

精選版 日本国語大辞典 「採樵」の意味・読み・例文・類語

さい‐しょう‥セウ【採樵】

  1. 〘 名詞 〙 柴や薪をとること。しばかり。採薪
    1. [初出の実例]「何人寒気早、寒早採樵人」(出典:菅家文草(900頃)三・寒早十首)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐昭公六年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「採樵」の読み・字形・画数・意味

【採樵】さいしよう(せう)

薪をとる。〔左伝、昭六年〕楚の疾(きしつ)、晉に如(ゆ)く。~(よぎ)る。~(沿道にて)芻牧(すうぼく)樵を禁じ、田に入らず、樹を樵(き)らず。

字通「採」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android