推量節(読み)スイリョウブシ

デジタル大辞泉 「推量節」の意味・読み・例文・類語

すいりょう‐ぶし〔スイリヤウ‐〕【推量節】

明治中期の流行歌寄席よせから流行した。「アリャ推量推量」という囃子詞はやしことばを挟む。

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精選版 日本国語大辞典 「推量節」の意味・読み・例文・類語

すいりょう‐ぶしスイリャウ‥【推量節】

  1. 〘 名詞 〙 俗曲一種。明治二一~二二年(一八八八‐八九)ごろの流行歌。「アラ推量推量」という囃子(はやし)詞をいれるもの。
    1. [初出の実例]「今度は推量節(スヰリャウブシ)とか云ふ上調子(うはってうし)俗謡を始めた」(出典青春(1905‐06)〈小栗風葉〉夏)

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