掩撃(読み)エンゲキ

デジタル大辞泉 「掩撃」の意味・読み・例文・類語

えん‐げき【×掩撃】

[名](スル)小部隊で敵を急に襲うこと。不意打ち。
「不意に起って奸党を―せば之を除くこと甚だ容易なり」〈竜渓経国美談

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精選版 日本国語大辞典 「掩撃」の意味・読み・例文・類語

えん‐げき【掩撃】

  1. 〘 名詞 〙 小部隊で、敵の不意を襲い討つこと。ふいうち。掩襲(えんしゅう)
    1. [初出の実例]「幸村曰、敵新和而懈備。宜撃之」(出典日本外史(1827)一七)
    2. [その他の文献]〔北史‐崔浩伝〕

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普及版 字通 「掩撃」の読み・字形・画数・意味

【掩撃】えんげき

不意に襲う。〔唐書万均伝〕死士百人をゐ、地より出でて、其の背を掩す。衆きて潰(つひ)え去る。

字通「掩」の項目を見る

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