提挈(読み)ていけつ

精選版 日本国語大辞典 「提挈」の意味・読み・例文・類語

てい‐けつ【提挈】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ていけい(提携)
    1. [初出の実例]「夫父母覆育、提挈殷懃」(出典:三教指帰(797頃)下)
  3. ていけい(提携)
    1. [初出の実例]「しかし書巻を尊崇して、提挈(テイケツ)を其中に求めてゐたことを思へば」(出典渋江抽斎(1916)〈森鴎外〉)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐袁術伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「提挈」の読み・字形・画数・意味

【提挈】ていけつ

さげもつ。〔礼記王制〕軽任(軽い荷物)は(あは)せ、重任はつ。班白老人)のは提挈せず。君子耆老(きらう)は徒行せず。

字通「提」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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