コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

握取行為 あくしゅこうい mancipatio

1件 の用語解説(握取行為の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

握取行為
あくしゅこうい
mancipatio

古代ローマにおける手中物 res mancipi──たとえばイタリアの土地,奴隷,軛および鞍で馴育しうべき動物,農業用地の地役権など──の所有権移転の物権的要式行為。所有権を移転しようとする当事者双方が,目的物たる手中物を持ってローマ市民である1人の計量係 libripensと,これと同一の資格を有する5人の証人のもとにおもむき,彼らの面前で目的物を握って,法定の式語を言明し,移転を受けようとする当事者は計量係の持っている秤を銅片でたたき (または押下げ) ,その銅片を代金の代りに相手方に手渡して,握取行為は完了する。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

握取行為の関連キーワード家父Αγχίαλοςトリモンティウムナポカローマ風呂古代ローマ帝国ローマンブリテン古代ローマの航跡をたどれ古代ローマ人の格言クリア(古代ローマ)

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone