精選版 日本国語大辞典 「揺返」の意味・読み・例文・類語
ゆり‐かえし ‥かへし【揺返】
〘名〙
※雑俳・柳多留拾遺(1801)巻二〇「ふんどしへ大小をさすゆりかへし」
※金(1926)〈宮嶋資夫〉一〇「相場は可なり烈しく動いたが、結局それは小さな揺(ユ)り返(カヘ)しに過ぎなかった」
③ しかえし。意趣返し。
ゆり‐かえ・す ‥かへす【揺返】
〘自サ四〙
① 一度ゆれたあとにさらにゆれ動く。地震のあとに余震が起こる。
② 一度大きくゆれた反動で、逆の方向にもう一度ゆれる。
③ 何かされたことに対する仕返しをする。
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