損戸(読み)そんこ

精選版 日本国語大辞典 「損戸」の意味・読み・例文・類語

そん‐こ【損戸】

  1. 〘 名詞 〙 令制で、災害のために口分田収穫がそこなわれた家。その損害程度に応じて租税を減免される特典があった。損田の戸。→損田(そんでん)
    1. [初出の実例]「冝早仰当国量損戸預令交易」(出典類聚三代格‐八・承和六年(839)一〇月九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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