損色(読み)そんじき

精選版 日本国語大辞典 「損色」の意味・読み・例文・類語

そん‐じき【損色】

  1. 〘 名詞 〙そしき(損色)
    1. [初出の実例]「参院、奉謁左府、仰申遣使注法華寺損色依請、参内中宮」(出典:権記‐長保二年(1000)八月二一日)
    2. 「修理して給はらんと申されたりければ〈略〉先づ損色をとらせつかはしければ」(出典:十訓抄(1252)七)

そ‐しき【損色・麁色】

  1. 〘 名詞 〙 建物破損箇所図面、また、その修理見積書。そんじき。
    1. [初出の実例]「搯巻の綱に信濃皮むき千束入るべしと、番匠麁色(ソシキ)を出せり」(出典太平記(14C後)三六)

そん‐しょく【損色】

  1. 〘 名詞 〙そしき(損色)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む