摘発(読み)テキハツ

デジタル大辞泉 「摘発」の意味・読み・例文・類語

てき‐はつ【摘発】

[名](スル)悪事などをあばいて世間に発表すること。「巨額の脱税摘発する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「摘発」の意味・読み・例文・類語

てき‐はつ【摘発】

  1. 〘 名詞 〙 あばきだすこと。かくしている悪事などをあばいて公表すること。
    1. [初出の実例]「擿発誤書、及指他文麁悪、若夜覓一レ虱」(出典:南郭先生文集‐二編(1737)二・贈田俊卿序)
    2. 「隠匿された食物の摘発を行なった」(出典:芽むしり仔撃ち(1958)〈大江健三郎〉四)
    3. [その他の文献]〔列子‐力命〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「摘発」の読み・字形・画数・意味

【摘発】てきはつ

悪事をあばき出す。〔北斉書、馮翊王潤伝〕武の第十四子なり。~長ずるにんで愼方ふ。隱僞を發するに至りては、姦も其の(かく)す無し。

字通「摘」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android