摩擦深度(読み)マサツシンド(その他表記)depth of frictional influence

海の事典 「摩擦深度」の解説

摩擦深度

エクマン吹送流が及ぶ深さ。流れの大きさが表面の exp(-π) (=1/23)になり、方向がちょうど反対を向く深さで代表させ、それを摩擦深度という。コリオリ因数をf、水の密度をρ、鉛直渦動粘性 係数をAとしてπ√(2A/ρf)で与えられる。Aを100cgsに取っても、緯度30度で摩擦深度は56mにしかならず、数百mの厚さを持つ通常海流を直接の吹送流では 説明することはできない。 (永田

出典 (財)日本水路協会 海洋情報研究センター海の事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む