日本歴史地名大系 「撃鼓神社」の解説 撃鼓神社げきこじんじや 福岡県:飯塚市中村撃鼓神社[現在地名]飯塚市中上宮は白旗(しらはた)山の北の山腹、下宮は北麓にある。祭神は天太玉神・天児屋根命・天鈿女命。旧郷社。「続風土記」には鼓打(つづみうち)権現・笛吹(ふえふき)権現の社とある。庄司(しようし)・中(なか)・津島(つしま)・柳橋の合屋(やなぎばしのおうや)四ヵ村と幸袋(こうぶくろ)村の惣社で、同書は庄司村鰐淵の神社を下宮とする。古老の言伝えでは、神功皇后の三韓出兵に際して志賀(しか)の浜(現福岡市東区)で神楽を奏した時、笛鼓をつかさどった神といわれている。元禄一五年(一七〇二)に改築された(地理全誌)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by