デジタル大辞泉 「撚」の意味・読み・例文・類語 ねん【撚】[漢字項目] [音]ネン(呉) [訓]ひねる よる よりひねる。よりをかける。「撚糸」[難読]紙撚こより 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「撚」の読み・字形・画数・意味 撚15画 [字音] ネン[字訓] とる・ひねる・よる・もむ[説文解字] [字形] 形声声符は然(ぜん)。然声の字は、呉音では燃(ねん)の音でよむ。〔説文〕十二上に「執(と)るなり」とあり、〔段注〕に罪人を捕らえる意とするが、その用義例はない。長いものを、ひねるようにしてもつ意に用いる。然は犬肉を焼く意。その肉がきこむようなさまをいい、撚・・燃にみなその意がある。[訓義]1. とる、ひねる、しばる。2. よる、もむ、こねる、ふみにじる。[古辞書の訓]〔新字鏡〕撚 比祢留(ひねる) 〔名義抄〕撚 ヒネル・キル・トリヒシク 〔立〕撚 ヒネル・ヨル・キル・ネヤス・セシク・トル・ツカム[熟語]撚金▶・撚酸▶・撚指▶・撚紙▶・撚子▶・撚糸▶・撚髭▶・撚鬚▶・撚銭▶・撚断▶・撚挑▶・撚巴▶・撚眉▶・撚抹▶・撚弄▶[下接語]戯撚・金撚・細撚・紙撚・手撚・笑撚・慢撚・撚・撚 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報