撞木鮫(読み)シュモクザメ

デジタル大辞泉 「撞木鮫」の意味・読み・例文・類語

しゅもく‐ざめ【×撞木×鮫】

ネズミザメ目シュモクザメ科の海水魚総称頭部左右に突き出て丁字形をし、その両端に目がある。魚食性で、性質は荒い。世界に9種、日本近海に3種が分布。かせぶか。

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精選版 日本国語大辞典 「撞木鮫」の意味・読み・例文・類語

しゅもく‐ざめ【撞木鮫】

  1. 〘 名詞 〙 シュモクザメ科のサメ類の総称で、世界に九種いる。日本産には、最も普通に見られるアカシュモクザメのほか、シロシュモクザメヒラシュモクザメがいる。種によって全長四~六メートルぐらいになる。頭部が左右にのびて撞木状になり、その先端に目があるので両眼の間は著しく離れる。温帯または亜熱帯から熱帯域に分布。シロシュモクザメは水深二〇メートルまで、ヒラシュモクザメは水深八〇メートルまで、アカシュモクザメは水深二八〇メートルまでに生息胎生。獰猛で様々な動物を捕食し、時に人を襲う。上等のかまぼこの材料となる。かせぶか。かねたたき。しゅもく。《 季語・冬 》 〔物類称呼(1775)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「撞木鮫」の解説

撞木鮫 (シュモクザメ)

動物。シュモクザメ科の海水魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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