撫安(読み)ブアン

デジタル大辞泉 「撫安」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐あん【×撫安】

[名](スル)いつくしみによって心を安んずること。また、反乱などをなだめ鎮めること。「民を撫安する」

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精選版 日本国語大辞典 「撫安」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐あん【撫安】

  1. 〘 名詞 〙 いたわり安んずること。また、鎮撫し安定させること。
    1. [初出の実例]「内は列藩万姓を撫安し」(出典:幕府御親征の詔‐明治元年(1868)二月二八日)
    2. [その他の文献]〔魏志‐賈詡伝〕

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普及版 字通 「撫安」の読み・字形・画数・意味

【撫安】ぶあん

安撫。安んずる。〔三国志、魏、賈伝〕(賈)(かく)諫めて曰く、~(も)し楚の饒(ゆた)かなるに乘じ、以て士をし、百姓を撫安し、安土樂業せしめば、則ち衆を勞せずして江東すべしと。大從はず。軍に利無し。

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