普及版 字通「擦(漢字)」の解説
擦
常用漢字 17画
[字訓] する・こする
[字形] 形声
声符は察(さつ)。祭(さい)声には際のように相接する意があり、擦は相接してこするときの声を写したものであろう。宋元以来の語。〔武林旧事〕に擦坐という流し歌を歌う女のことがみえる。
[訓義]
1. する、こする。
2. むりに強いる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕擦 ワタル 〔

[熟語]
擦火▶・擦過▶・擦

[下接語]
摩擦
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報