擬孔雀石(読み)ぎくじゃくいし

最新 地学事典 「擬孔雀石」の解説

ぎくじゃくいし
擬孔雀石

pseudomalachite

化学組成Cu5(PO4)2(OH)4の鉱物。単斜晶系,空間群P21/a, 格子定数a1.706nm, b0.576, c0.449, β91°02′,単位格子中2分子含む。微細な柱状結晶,多くは亜平行連晶をなし,ぶどう状~腎臓状集合体。劈開{010}明瞭,断口多片状,硬度4.5~5,比重4.0~4.3。ガラス光沢,暗緑色,繊維状のものではいくぶん明るく,青緑色,条痕淡緑色。薄片中緑~青緑色,屈折率α1.789, β1.835, γ1.845, 二軸性通常負,2V21°, 光分散r<v強,多色性弱。銅鉱床の酸化帯に孔雀石・珪孔雀石・緑鉛鉱などと産出。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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