(読み)カク

デジタル大辞泉 「攪」の意味・読み・例文・類語

かく【攪】[漢字項目]

[音]カク(慣) コウカウ)(漢)
かきみだす。かきまわす。「攪拌かくはん攪乱かくらん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「攪」の読み・字形・画数・意味


23画

[字音] カク・コウ(カウ)
[字訓] みだす・うごかす

[説文解字]

[字形] 形声
声符は覺(覚)(かく)。〔説文十二上に「亂すなり」とあり、手でかきまぜるような動作をいう。

[訓義]
1. みだす、かきみだす。
2. うごかす、ゆする。
3. めぐる。
4. もてあそぶ。
5. おさめる。

[古辞書の訓]
〔新字鏡〕攪 加伊奈也須(かいなやす) 〔名義抄〕攪 カク・カキメグラカス・マハス・ミダル・ナヤマス・マサグル・クヅル・クヅス・トル・ニギル 〔字鏡集〕攪 マサクル・ツクス・ニギル・カカミル・サハク・サハス・カキメグラス・ナヤマス・ミダル・チカシ・トル・カク・ヲリ・タダス・スル・ココロミル

[熟語]
攪攪攪聒・攪合攪散・攪車攪擾攪旋攪捜攪撓攪破攪拌攪煩攪乱攪離・攪和
[下接語]
攪・掀攪・攪・捜攪・撓攪・遍攪・翻攪・乱攪

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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