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攪拌 かくはんagitation

翻訳|agitation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

攪拌
かくはん
agitation

かきまぜること。昔から料理などでよく行なった簡単な作業であるが,最近は化学工学の進歩とともに,単位操作として重要な意味をもってきた。目的は,溶解・浸出・化学反応の促進,温度・濃度の均一化,互いに不溶のものの混合乳化 (エマルジョン化) ,沈殿物の凝固防止,あるいは曝気 (ばっき) など,非常に多様で,攪拌機 agitatorの型式や装置の大小も種類が多く,処理材料によって選択する。小型ではプロペラや羽根の回転によるものが多いが,鉱業・製錬・下水処理などの大型では,長い攪拌腕に羽根型のかき歯をつけたものが多い。また機械的攪拌だけでなく,圧縮空気や高圧水蒸気を吹込む場合や,機械攪拌と空気攪拌を併用することもある。下水処理ではこれにより好気性菌による浄化の目的を達する。粉状固形物の攪拌では,同時に微粉化を目的とすることが多く,擂潰機 (らいかいき) のような形式の大型のものがよく使われる。

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デジタル大辞泉の解説

かく‐はん【××拌】

[名](スル)《「こうはん(攪拌)」の慣用読み》かき回すこと。かきまぜること。「卵白を攪拌する」「攪拌機」

こう‐はん〔カウ‐〕【××拌】

[名](スル)かくはん(攪拌)

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百科事典マイペディアの解説

攪拌【かくはん】

気体と液体,液体と液体,液体と固体などを物理的に混ぜ合わせる操作。非混合性液体を用いた物質抽出,乳化,液体による気泡の洗浄,異相間の反応促進,熱伝達の促進などに利用される。

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世界大百科事典 第2版の解説

かくはん【攪拌 agitation】

流体や粉末ないしは粒状の固体原料をかき混ぜることで,工学的にはかくはん操作またはかくはん混合操作として単位操作の一つに分類されている。狭義には,流体あるいはあまり多量でない粉粒体を含む流体で比較的粘稠でない原料を対象とする場合をかくはん,これに対して濃厚高分子溶液グリースから粘土等に至るまでの非常に粘稠な原料を扱う場合を捏和(ねつか)または捏和混練,一方,固体の粉粒体原料を主とする場合を固体混合または単に混合と称して区別する。

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