共同通信ニュース用語解説 「改正貸金業法」の解説
改正貸金業法
返済できないほどの借金を抱える多重債務者の増加の解決を目指し、2006年に成立。その後、段階的に施行された。借入残高が借り手の年収の3分の1を超える融資を原則禁じる「総量規制」の導入や、上限金利の引き下げ、取り立ての規制の強化が柱。総量規制は貸金業者を対象としており、銀行が手掛ける個人向けカードローンには適用されない。貸金業者から5件以上の借り入れをしている多重債務者数は16年3月末現在で12万人となり、07年3月末の171万人から大幅に減少した。
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