改革・開放政策

共同通信ニュース用語解説 「改革・開放政策」の解説

改革・開放政策

中国が近代化を目指して進める国内改革と対外開放政策。最高指導者の故/トウ/小平とう・しょうへい氏が主導し、1978年12月18日に開幕した共産党第11期中央委員会第3回総会(3中総会)で明確に決まったとされる。国が経済をほぼ全て管理する計画経済から、市場原理を採用する市場経済へと転換し、外国からの投資を積極的に受け入れて高度成長を実現。2001年には世界貿易機関(WTO)に加盟を果たした。成長の一方貧富格差環境汚染など社会問題が深刻化している。(北京共同)

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関連語 小平

世界大百科事典(旧版)内の改革・開放政策の言及

【経済特区】より

…大陸は資本財の輸入代替政策は結局は高コスト経済を生むということに気づき,輸出志向型戦略をとり入れることとなった。したがって経済特区の設立は70年代までの毛沢東路線の大幅修正であり,改革・開放政策の開放の部分の象徴でもある。さらにまた,資本財輸入代替戦略にそれとは矛盾する輸出志向型発展戦略を接木したともいえよう。…

※「改革・開放政策」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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