放射法則(読み)ほうしゃほうそく(その他表記)law of radiation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「放射法則」の意味・わかりやすい解説

放射法則
ほうしゃほうそく
law of radiation

放射に関する法則。普通は,熱平衡にある熱放射のエネルギースペクトルと温度との関係を表わす法則をいう。黒体放射に対してはプランクの放射式がある。レイリー=ジーンズの放射式ウィーンの放射式プランクの放射式の近似である。熱放射の全エネルギーと温度との関係については,シュテファン=ボルツマンの法則がある。また,熱放射をする物体については,一般にキルヒホフの放射法則が成り立つ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む