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放射線治療装置 ほうしゃせんちりょうそうち

家庭医学館の解説

ほうしゃせんちりょうそうち【放射線治療装置】

 からだの外から放射線を照射する、外部照射(遠隔照射)を行なうための装置には、つぎのようなものがあります。
 シミュレータ 放射線治療を始める前に、照射位置や照射範囲を決めるために用いられるX線撮影装置です。
 治療時とまったく同じ体位、方向から、わずかな放射線を当てて、がん病巣を正しく照射するための位置決めを行ないます。これがすむと、患者さんの皮膚に直接マークをつけます。このマークは、治療終了まで消してはいけないとてもたいせつなものです。
 コバルト60遠隔治療装置 ガンマ線を発生する装置で、テレコバルト装置ともいいます。
 10年ほど前までは、放射線治療の代表的な装置でしたが、現在はあまり使われていません。
 ライナック(直線加速器) 現在の放射線治療の主流を占めている装置で、リニアックともいいます。高エネルギーのX線を発生する装置の代表で、いろいろな角度から照射することができます。コンピュータ制御によるきわめて精密なものなので、がん病巣に確実に照射でき、副作用も軽くてすみます。
 ガンマナイフ 脳の疾患だけに使用される特別な装置です。201個のコバルトからガンマ線を発生させ、一点に集中して多量の放射線をかけるのが特徴です。患部だけを正確に直撃でき、周囲の正常細胞にはほとんど影響を与えないため、副作用がおきないという利点があります。

出典|小学館家庭医学館について | 情報

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