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放射線皮膚炎 ほうしゃせんひふえんradiodermatitis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

放射線皮膚炎
ほうしゃせんひふえん
radiodermatitis

電離線皮膚炎ともいう。放射線照射によって起る皮膚障害。急性と慢性に大別される。 (1) 急性放射線皮膚炎 放射線の照射部位に紅斑,浮腫,水疱びらん,潰瘍などを生じ,灼熱感,疼痛を伴う。のちに色素沈着をきたす。症状は照射線量にほぼ比例する。 (2) 慢性放射線皮膚炎 皮膚の乾燥,萎縮,脱毛,無発汗,毛細管拡張,色素異常,角化性いぼ状皮膚病変,皮膚の硬化肥厚が生じ,ときに難治性潰瘍を併発する。本症から悪性腫瘍が生じることがある。その大部分は有棘細胞癌であるが,まれに基底細胞癌悪性黒色腫のこともある。

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