放射線防護施設

共同通信ニュース用語解説 「放射線防護施設」の解説

放射線防護施設

原発の重大事故時、避難が難しい高齢者や障害者ら要配慮者被ばくを避けるため一時的に退避する施設。原発から30キロ圏内の病院福祉施設、学校などが指定されている。扉や窓枠を二重にして気密性を高め、特殊なフィルターを通して外の空気を取り込む陽圧化装置で内部気圧を高く保ち、放射性物質が流入しないようにする。準備が整った段階で30キロ圏外に避難する。東京電力福島第1原発事故で要配慮者が無理な避難を強いられて死亡したことを踏まえ、整備が進んでいる。

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