日本大百科全書(ニッポニカ) 「放牧林」の意味・わかりやすい解説 放牧林ほうぼくりん 大面積の放牧地では、土壌の大規模な流出や風害などが発生しやすく、それを防止するために放牧地やその周辺に森林を造成することが多い。また放牧家畜を炎暑や酷寒から守るため、日陰林や避難林が設けられる。このような放牧地の維持管理や家畜の保護を目的として設けられる森林を放牧林という。牧野林(ぼくやりん)とよばれることもある。[飯田 繁] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例