炎暑(読み)エンショ

デジタル大辞泉 「炎暑」の意味・読み・例文・類語

えん‐しょ【炎暑】

《古くは「えんじょ」とも》真夏の焼けつくような暑さ。酷暑 夏》うまや路の―にたかきまき一樹/蛇笏
[類語]猛暑暑気酷暑極暑激暑厳暑暑さ大暑暑熱炎熱酷熱温気向暑残暑焦熱極熱灼熱しゃくねつ暑い蒸し暑い暑苦しい焼け付く蒸すいきれ人いきれ草いきれむんむんむしむしするむっと熱気蒸れる火照ほて暑中炎天油照り日照り日盛りかんかん照りじっとりじとじとじめつくうだる湿潤多湿

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精選版 日本国語大辞典 「炎暑」の意味・読み・例文・類語

えん‐しょ【炎暑】

〘名〙 (古く「えんじょ」とも) 真夏の燃えるような暑さ。炎熱。酷暑。《季・夏》
本朝文粋(1060頃)八・避暑対水石詩序〈大江匡衡〉「方今避林鐘之炎暑。対殿庭之水石
太平記(14C後)二〇「其の故は孔明此の炎暑(エンショ)に向て、昼夜心身を労せしむるに」 〔阮籍‐詠懐詩〕

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普及版 字通 「炎暑」の読み・字形・画数・意味

【炎暑】えんしよ

きびしい暑さ。魏・阮籍〔詠懐、八十二首、七〕詩 炎惟(こ)れ(こ)の夏 三旬將(まさ)に移らんと欲す

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