デジタル大辞泉 「政つ」の意味・読み・例文・類語 まつり‐ご・つ【▽政つ】 [動タ四]《「まつりごと」の動詞化》1 政治を行う。政務を執る。「左大臣のおとど、世の中を―・ち」〈宇津保・国譲下〉2 世話を焼く。指図する。「やもめなる男の許もとにやもめなる女の来り居て、おして家の事ども―・ちてありければ」〈今昔・二六・五〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「政つ」の意味・読み・例文・類語 まつり‐ご・つ【政】 〘 他動詞 タ行四段活用 〙 ( 「まつりごと」の動詞化 )① 政治を行なう。世の中を統治する。まつりごとをする。[初出の実例]「左大臣のおとど世中をまつりごち」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲下)② 世話をやく。手配する。さしずする。[初出の実例]「三位の中将の御事をいみじき事におぼして〈略〉我は大殿籠らでよろづをまつりごち給」(出典:栄花物語(1028‐92頃)見はてぬ夢) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例