政教分離原則

共同通信ニュース用語解説 「政教分離原則」の解説

政教分離原則

政治と宗教を分離し、政治に宗教的な中立性を求める原則憲法20条では国が特定の宗教団体に特権を付与したり、宗教活動をしたりすることを禁じ、89条では宗教組織や団体への公金支出を禁止している。宗教色の強い神道形式で行われる宮中祭祀さいしの費用は、天皇家の私的経費の内廷費から支出。ただ前回の代替わりで執り行われた、天皇陛下の重要祭祀大嘗祭だいじょうさいについて政府は、憲法が皇位継承世襲制としていることを理由に公的性格を有すると判断。費用を国費から支出、来年11月の新天皇の大嘗祭でも前例を踏襲することを決めた。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android