敏妙(読み)びんみょう

精選版 日本国語大辞典 「敏妙」の意味・読み・例文・類語

びん‐みょう‥メウ【敏妙】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) すばやくてすぐれていること。知能回転が速く、巧みなはたらきをもっていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「白石天受敏妙」(出典:日本詩史(1771)四)
    2. 「弁論の敏妙に驚しむ」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一)
    3. [その他の文献]〔朱熹‐跋張安国帖〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「敏妙」の読み・字形・画数・意味

【敏妙】びんみよう(めう)

さとく、すぐれる。〔鶴林玉露、甲二、二〕朱(熹)云ふ、二(軾・轍)は妙のを以て、傾變幻の(さか)んにすと。

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