精選版 日本国語大辞典 「救主」の意味・読み・例文・類語 すくい‐ぬしすくひ‥【救主】 〘 名詞 〙① すくってくれる人。救助者。[初出の実例]「若し此運命から僕を救ひ得る人があるなら〈略〉其人は僕の救主(スクヒヌシ)です」(出典:運命論者(1903)〈国木田独歩〉六)② 救世主のこと。きゅうしゅ。メシア。[初出の実例]「我霊はわが救主(スクヒヌシ)なる神を喜ぶ」(出典:引照新約全書(1880)路加伝福音書) きゅう‐しゅキウ‥【救主】 〘 名詞 〙 =きゅうせいしゅ(救世主)[初出の実例]「節倹の意義は救主の言にあり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一〇)「然れども世の罪を負ふて、之を贖(あがな)へる救主(キウシュ)に非るなり」(出典:彼我相違の点を明かにす(1902)〈植村正久〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by