教育バウチャー制度(読み)キョウイクバウチャーセイド

デジタル大辞泉 「教育バウチャー制度」の意味・読み・例文・類語

きょういく‐バウチャーせいど〔ケウイク‐〕【教育バウチャー制度】

《「バウチャー」は引換券割引券の意》学齢に達した子供の教育費として利用できる引換券を交付する制度。保護者と子供とで希望の学校を選び、引換券を提出、学校は集まった引換券に応じた補助金を受け取る。教育バウチャー。→バウチャー制度
[補説]米国の経済学者が、学校に競争原理を取り入れ、学校格差・教育格差をなくそうという意図から提唱した。英国、米国の一部で実施されている。日本では安倍首相導入を図ったが辞任で立ち消えとなる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android