デジタル大辞泉 「バウチャー」の意味・読み・例文・類語
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バウチャー」の意味・わかりやすい解説
バウチャー
Bourchier， Thomas
[没]1486.3.30. ケント，ノール
イギリスの聖職者，枢機卿。 1425年にオックスフォード大学を卒業，34～37年同大学学長，ウースター (1435～43) ，イーリー (43～54) の司教をつとめ，54年以後カンタベリー大司教，また大法官 (55～56) となり，特にバラ戦争期 (55～85) には，宮廷の腹心者ないし仲裁者として，エドワード4世，リチャード3世，ヘンリー7世らの権力者を支持することによって，平和の維持と教会の安定のために努力した。
バウチャー
Boucher， Jonathan
[没]1804.4.27. サリー，エプソム
イギリスの聖職者，著述家。 1759年アメリカに渡り，62年聖職受任のためロンドンに戻ったが，のち再びアメリカに渡り，G.ワシントン家の家庭教師となり，一家と親交を結んだ。 75年帰国。エプソムで教区牧師をつとめ (1785～1804) ，かたわら著作に励んだ。主著『アメリカ独立戦争の原因と結果に関する考察』A View of the Causes and Consequences of the American Revolution (1797) 。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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