教護(読み)キョウゴ

デジタル大辞泉 「教護」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ご〔ケウ‐〕【教護】

[名](スル)非行少年などを、教育し保護すること。
[類語]保護監護

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精選版 日本国語大辞典 「教護」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ごケウ‥【教護】

  1. 〘 名詞 〙 罪を犯したり、罪を犯すおそれのある少年少女を教育し、保護すること。
    1. [初出の実例]「教護院は、不良行為をなし、又はなす虞(おそれ)のある児童を入院させて、これを教護することを目的とする施設とする」(出典児童福祉法(1947)四四条)

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世界大百科事典(旧版)内の教護の言及

【教護院】より

…この施設は不良行為をなし,または,なすおそれのある児童(18歳未満)および家庭環境その他の環境上の理由により生活指導等を要する児童を入所させ,または保護者の下から通わせて,個々の児童の状況に応じて必要な指導を行い,その自立を支援することを目的とする(同法44条)。従来の教護院の対象(〈不良行為をなし,または,なすおそれのある児童〉に限定)と機能(従来は〈入所〉のみ)を拡充したものである。教護院は感化院,少年教護院の後身で,全国に57施設あり,内訳は,国立2施設(武蔵野学院,きぬ川学院),私立2施設(北海道家庭学校,横浜家庭学園),他は公立である(1996)。…

※「教護」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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