数女（読み）すじょ

精選版日本国語大辞典「数女」の意味・読み・例文・類語

〘名〙 (「数」は、数多くあるの意から転じて、下等の意) 下等の遊女。はした女郎。安女郎。

※浮世草子・好色一代女（1686）二「分里数女(スヂョ)」

※浮世草子・傾城色三味線（1701）江戸「多くの数女(スヂョ)の中より太夫職とは成給ふ也」

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《「数」は多数。転じて下等の意》下級の遊女。
「分里ぶんり（＝遊里）の―」〈浮・一代女・二〉

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