敷奏(読み)フソウ

デジタル大辞泉 「敷奏」の意味・読み・例文・類語

ふ‐そう【敷奏】

天子意見などを申し上げること。

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精選版 日本国語大辞典 「敷奏」の意味・読み・例文・類語

ふ‐そう【敷奏】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「敷」はつらねる意 ) 天子に奏上すること。君主に申し上げること。
    1. [初出の実例]「大納言四人。〈〈略〉敷奏。〈謂。敷陳也。奏進也〉〉」(出典:令義解(718)職員)
    2. [その他の文献]〔書経‐舜典〕

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普及版 字通 「敷奏」の読み・字形・画数・意味

【敷奏】ふそう

意見を上奏する。〔書、舜典〕奏するに言を以てし、試するに功を以てし、車(を賜うに)、庸(功)を以てす。

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