デジタル大辞泉
「敷」の意味・読み・例文・類語
しき【敷(き)】
1 敷くこと。また、そのもの。物の下や底などに敷くもの。現在では、多く他の語と複合して用いられる。「鍋敷き」「花瓶敷き」
「その筥の―に大納言殿の書かせ給へる」〈栄花・本の雫〉
2 船の底板。かわら。
3 「敷金」の略。
4 「敷地」の略。「河川敷き」
5 「敷布団」の略。
6 「敷居」の略。
じき【敷(き)】
[接尾]部屋の大きさを畳の数によって表すのに用いる。「八畳敷き」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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じき【敷】
- 〘 接尾語 〙 部屋の広さを畳の数によって表わすのに用いる。「八畳敷」「十二畳敷」など。
- [初出の実例]「成程十五畳敷にいつ迄居る訳にも行くまい」(出典:坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「敷」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の敷の言及
【キール】より
…方形キールと異なり,船底が平滑になるため,喫水が増加せず,また入渠(にゆうきよ)時に船体重量の主要部分を支持するのにもつごうがよい。なお,独特の発達をした大和型船を典型とする[和船]の場合は,船底の船体中心線位置にあって船底から突き出た航(かわら)または敷(しき)と呼ばれる部材がキールに相当する。【吉田 宏一郎】。…
※「敷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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