敷込(読み)しきこみ

精選版 日本国語大辞典 「敷込」の意味・読み・例文・類語

しき‐こみ【敷込】

〘名〙
床の間の脇にある袋戸棚の下の板敷きの部分
※初すがた(1900)〈小杉天外一六「敷込(シキコミ)の床の上には」
絨毯(じゅうたん)などを部屋一面に敷きつめること。また、そのもの。
※壁の中の風景(1953)〈小山いと子〉「敷込みのときに職人工作を見てゐなければ上等の厚い絨毯としか思はれない」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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