( 1 )中国の英華辞書や洋学書を通じて幕末明治初期に日本に伝わった語。
( 2 )昭和初期、中国語の「工作」が、日本の新聞の軍事関係の記事に頻繁に現われたが、その際日本では軍事的な色彩を帯びたものと受取られる一方、「裏工作」「秘密工作」「スパイ工作」などにおけるように、裏の、陰で行なわれるものという語感が加わった。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...